コンセプト（後で削除）

ケガや事故などで体を痛めた経験は、誰にでもあると思います。

日常生活やスポーツでのケガは損傷レベルによりますが、通常3週間前後で症状は改善もしくは軽減していくものです。（交通事故でのケガや骨折や脱臼のような損傷レベルの強いケガの場合は別です。）

しかしご自身や身近な人の中に、何か月もしくは何年も症状が改善せずにお困りの方がおられると思います。

痛み止めの薬やサポーターを使用しながら、ダマしダマし生活されている方も多くお見かけします。

そういった症状を変化させるためには、身体へ良い刺激を与えるのがポイントとなります。

難病、変形してしまった骨や関節を回復させることは困難ですが、病院の検査や診察で異常が認められなかったり、痛みのある部位をずっと治療しているにもかかわらず症状の変化が乏しい場合は、今までとは異なる刺激で症状へアプローチする事をおすすめします。

皆様の抱える症状には何らかの原因が存在するものです。

痛みや違和感という感覚は自らを守ろうとするシグナルです。

その感覚は無意識のうちに、患部の負担を少なくしようと体の重心をかえたり行動に制限をかけたりします。

しかし長期にわたって痛みや違和感を感じ続けると、脳がその感覚を記憶し患部の組織は回復しているにもかかわらず、痛みや違和感だけが残ってしまう慢性症状に移行するケースが多くなります。

慢性症状の代表例は、患部をマッサージしたり直接シップや塗り薬をつけてもその時だけ少し楽になりますが、時間とともに症状が元に戻ってくる状態です。

このようなご相談を当院では多く受けており、その際はまず痛みの発生メカニズムや痛みの種類や患部から想定される原因を詳しく調べご説明しています。

症状の原因がどこにあるのか探し、誰もが持っている自然治癒力のスイッチをＯＮにできれば、慢性症状から解放され、健康という喜びを感じていただけるようになると思います。

「どうせ良くならない」「この症状とは一生の付き合いかも」という負のサイクルから脱出できる可能性があります。

気持ちよさや爽快感、痛みや違和感といった感覚はすべて脳で感じています。

そして皆様が感じている痛みや違和感は、骨や軟骨からではなく、筋肉からのものがほとんどです。

脳は過去の経験や痛めた時の状況を記憶します。

脳の記憶はスポーツのフォームや動作を覚え上達したり、勉強をしてよい点数を取るなどは好ましいですが、ケガや事故の経験のような好ましくない事も記憶してしまい、その状況を思い出す環境に遭遇するだけで痛みを感じたり、全身が強張り緊張が抜けなくなったりするケースがあります。

私たちの身体は、日々いろいろな刺激や記憶により変化し、痛みや違和感の原因もさまざまあります。

ですが誰しも快適で楽しい毎日を過ごしたいと思うものですし、皆様は今よりもっと楽になれる可能性があります。

そのためには、脳と体を繋いでいる神経伝達のバランスをいかに良い状態で保ち続けるかがキーポイントになります。

とうぜん健康維持の三大要素「食事」「運動」「睡眠」のバランスはベースになりますが、定期的に身体へ意識を向けながら的確な刺激を与えることが、健康的な身体を維持するためには重要です。

コロナ渦で、心も身体も疲弊している方が増えています。

個々に趣味嗜好の違いはありますが、行動制限がなければ自由に外出したり、お友達や恋人やご家族と楽しい時間を共有できるのも、健康があっての事だと思います。

急性期のケガや長く患っている慢性症状を抱えている方はもちろんですが、今まで自らの健康について見て見ぬふりをしてこられた方も、当院ではいろいろな方法でアプローチできますので、お気軽にご相談ください。