交通事故について ①

交通事故後の症状で多いのは「首」だけではありません
交通事故というと、「むち打ち=首のケガ」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。
確かに、交通事故では首~肩の不調は非常に多いです。
しかし、当院に交通事故で来院される方を見ていると、”首から肩と同じくらい多いのが「腰の痛み・違和感」”です。
・首が痛い
・動かすと痛い
・肩から腕が重だるい
・頭痛が出る
こうした症状と同時に
・腰が重だるい
・立ち上がると腰が痛む
・座っているのがつらい
といった腰の症状を訴えられる方も非常に多くおられます。
事故の瞬間、体は
✓シートベルトで固定され
✓上半身と下半身にズレが生じ
✓首だけでなく、腰に強い力が加わります
特に追突事故では、一瞬で体が前後に揺さぶられ、首と腰の両方に負担がかかる状態が起こります。
怖いのは、「その場では大丈夫そうだった」「少し張る程度だった」というケースです。
交通事故の症状は
▶事故直後より
▶数時間~数日後に出てくることも珍しくありません。
・首や腰がだんだん重くなる
・朝起きた時に痛みや不調を感じる
・動き始めがつらくなる
こうした変化がある場合、体はすでに事故の影響を受けています。
「この程度なら様子を見よう」そう思われる気持ちは自然ですが、交通事故のケガは、日常生活でのケガとは性質が違うことを知っておいてください。
次回は、「なぜ検査で異常がなくても、首や腰の痛みが続くのか?」「放置するとどうなりやすいのか?」についてお話します。

