神経痛について ③

~体は無意識にかばっています~
■はじめに
体はとても賢く、常に自分を守ろうとしています。
痛みが出ないように、無意識に筋肉を緊張させて支えていることがあります。
■かばいによる痛み
例えば、
首を左に倒すと右肩に痛みが出るけれど、右に倒すと痛くないという方がいます。
このような場合、右肩の筋肉が緊張することで、首の一部に負担がかからないように体が守っている可能性があります。
そこで、右肩にハイボルトをかけると、首を左に倒しても右肩に痛みが出なくなることがあります。
しかし今度は、右に倒したときに、首の付け根に違和感や痛みが出ることがあります。
これは悪化ではなく、筋肉の過度な緊張がゆるみ、これまで制限されていた動きが出てきたことで、本来ストレスがかかっていた部分が表面化した状態と考えられます。
体は無意識のうちに痛みを避けるように動きを変え、別の場所が代わりに頑張っていることがあります。
施術によってその「かばい」がリセットされると、本来の体の状態が見えてくることがあります。
■施術で痛みが変わる理由
手首の痛みが首への施術で軽減したり、膝の痛みが腰や股関節の調整で変化することがあります。
これは、痛みの原因が患部そのものではなく、神経の通り道や体のバランスにある場合があるからです。
体は代償しながらバランスを取っています。
そのバランスを整えることで、痛みが変化することがあるのです。
■最後に
痛みには
①組織が傷ついている痛み
②神経が過敏になっている痛み
③体がかばって作っている痛み
などがあります。
痛みの出ている場所だけを見るのではなく、なぜそこに負担がかかったのかを丁寧に確認することが大切です。
神経痛かもしれないと感じたら、一人で悩まずご相談ください。

